Unity探検隊:京都五条で、イマドキ百鬼夜行を退治せよ!ハイパーVR・ARアトラクション「オバケハンター」

「オバケハンター」 〜見えないものが、みえてくる。イマドキ百鬼夜行~

Unityを使ったまちかどの作品を報告する「Unity探検隊」のコーナーです。

本日ご紹介するのは、京都に本社を置く、ワン・トゥー・テン・ドライブの拡張現実アトラクション『オバケハンター』。2017年9月23日(土)と9月24日(日)の二日間、京都市のイオンモール京都五条にて開催される、子どもから大人まで幅広い年齢を対象とした体験型のアトラクションです。

アトラクションのテーマは“百鬼夜行”。日本の古典的な説話によく登場、京都ともゆかりの深いモチーフです。この百鬼夜行を現代版にアップデートし、3D空間トラッキング技術によって、本来は見えないオバケを見つけて、退治する体験ができる拡張現実アトラクションに仕立てています。

今回、体験できるアトラクションは下記の2つ!

360°プロジェクションシューティング


教室の壁いっぱいに出現したオバケの親玉をオバケハンターのみんなで力を合わせてやっつけるシューティングアトラクション。壁面・床面が連動する4面のプロジェクションマッピングとHTC社の位置認識デバイス「VIVE Tracker」を組み合わせた、ワン・トゥー・テン・ドライブが開発した「Visual shooterシステム」を使っています。

超AR体験!探索シューティング


廊下や教室に隠れているオバケたちを探し回りながら、オバケを見つけることができる専用銃で退治していくワン・トゥー・テン・ドライブ開発の「snipARシステム」によるシューティングアトラクション。画面を通して見える「現実の空間」に向けて銃のトリガーを引くことで、仮想の弾丸を射出できるというもの。

Tango+オリジナルの専用銃による「snipARシステム」

アトラクション「超AR体験!探索シューティング」で使われるのは、Unite 2017 Tokyoにも出展されていた、ワン・トゥー・テン・ドライブが開発した「snipARシステム」。Googleの空間認識技術「Tango」をもとに開発されたもので、専用銃に装着したTango対応スマートフォン端末が空間を認識して、手元の画面に現れるARのモチーフに向けたリアルなシューティング体験ができるデバイスです。銃の部分はオリジナルのデザインで、今回はダンボール素材で作られたそう。ヘッドマウントディスプレイなしでARのシューティング体験が出来るのはかなり楽しいです。

キャラクター化した百鬼夜行のモンスター

本プロジェクトは、ワン・トゥー・テン・ドライブがスタートした、日本の伝統的な古典の文化をテクノロジーでアップデートするプロジェクト“Update the Classics!(アップデート・ザ・クラシックス)”の第一弾。プロジェクトは今後も展開されるとのこと!

「オバケハンター」 〜見えないものが、みえてくる。イマドキ百鬼夜行~


日程:2017年9月23日(土)、9月24日(日)
時間:23日/10時〜19時、24日/10時〜18時
場所:イオンモール京都五条(3Fイオンホール)
住所:京都府京都市右京区西院追分町25−1
料金:ZONE01、ZONE02 各500円、通しチケット800円
体験時間:各5~10分程度
URL:公式サイト

齋藤 あきこ - 2017年9月14日