「デジゲー博2018」に出展された #madewithunity なゲームたち

「デジゲー博2018」に出展された #madewithunity なゲームたち

2018年11月4日(日)、秋葉原にて行われた「デジゲー博」。250もの同人ゲーム、インディーゲームやライブラリ・制作ツールなど、様々なコンテンツが集ったこの秋の一大イベントにて、出展された #madewithunity なゲームを紹介します!

当日、Unityブースでは、Unityで開発されたゲームを展示されているサークルを対象に、Unityアセットストアバウチャーカードをプレゼント。お越しになったサークル様の数はなんと150を超えたとのこと!キラキラのバウチャーカードが好評だった。

世界観がそのまま!『RPGタイム! ~ライトの伝説~』

「東京ゲームショウ2018」の「センス・オブ・ワンダーナイト」で3冠を達成するなど、その完成度の高さでリリース前からすでに話題となっているゲーム『RPGタイム! ~ライトの伝説~』が出展。ゲームデザイナーの藤井トム氏と鉛筆グラフィックを担当した南場元樹氏のたった二人のチームで6年という年月をかけて開発中だ。「デジゲー博」では、作り込んだ世界観そのままのブースを展開。プレイした来場者にオリジナルの鉛筆をプレゼントしていた。

大学生チーム「ブイブイラボ」の『シューフォーズ』

大学生4人によるチーム「ブイブイラボ」が開発中の対戦アクションゲーム『シューフォーズ』。プレイヤーは様々なアイテムを吸引できるのだが、”オスカー像”などのターゲットを自分の陣地にゴールさせた方が勝ちになる。可愛らしく魅力的なグラフィックに加えて操作もしやすく、明快なルールで、パーティゲームとして盛り上がるポテンシャルを感じさせるゲームだ。

キュートなピクセルアートの『Monaka’s Sugar High Nightmare』

はちのすことKei Kono氏らが開発中の『Monaka’s Sugar High Nightmare』。キュートなピクセルアートのゾンビやオバケが登場し、シンプルな操作で進めていくアクションゲームだ。リリースは2019年を予定している。

たった一人で5年をかけた『Märchen Forest: Mylne and the Forest Gift』

魔法の薬屋さんの女の子「メルンちゃん」と、フル3Dで描かれた不思議な森をまったり散策するというアドベンチャー&RPGゲーム。雰囲気のあるグラフィックに引き込まれる。会社員をしながらたった一人で5年をかけて開発されているそうで、その完成度にも驚き!ただいまSteamで配信中

ターン制が画期的な『Sweep It!』


Omoplata Gamesによる2Dサイドスクロール型のパズルアクションゲーム『Sweep It!』。ゲームの時間進行がリアルタイム制ではなく、ターン制となっているので、間違った行動をしたら戻って正しいアクションをすることができるのがユニーク。

森を開拓するシミュレーションゲーム『びはんとマルの森』

naichi氏、りるを氏らRirCreateが開発中の『びはんとマルの森』。森を開拓し、テントなどのアイテムをコレクションして充実したスローライフを作り上げていく、スマホ向けのシミュレーションゲームだ。リリースは2019年以降を予定。

アバターの3Dモデルを作成できる『VRoid』


pixivがUnityで開発中の、簡単に人型アバターの3Dモデルを作成できるアプリケーション『VRoid Studio』。ペンタブの上で2Dのイラストを描くように、容易に3Dモデルの髪型などを作ることができる。

Unityに挑戦中『触手を売る店』


以前はRPGツクールでゲームを作っていたAchamoth氏が始めてUnityでの開発にチャレンジ中の放置育成ゲーム『触手を売る店』。香港ゴシックな雰囲気が魅力的。

和尚がイケメンすぎる『風呂が脱衣所から遠すぎる。』


福島を拠点に、スマホゲーム『ねぇAI、本当の事がしりたい』などを手がける夫婦ユニット、コトリヤマ。『風呂が脱衣所から遠すぎる。』は、Unity界隈なら誰もが知る“和尚”が主人公のゲーム!最初はカワイイ和尚ですが、ゲームが進むとともにイケメンに…。このゲームを作ったのは、「書籍『Unityの寺子屋』でゲーム制作を覚えたのをきっかけに和尚のファンになりました。和尚の魅力をみんなにもっと知ってほしくて!」という動機からだそう。あまりにもイケメンなので、惚れてしまいそうです。

古くて新しい魅力の『THE TRIP FOR OTHERS』

GAME-LABOことうすく氏がグラフィック、ストーリー、プログラム全て担当する、ウサギの運び屋が主人公のアドベンチャーゲーム『THE TRIP FOR OTHERS』。体験版だが、8bitの魅力的なキャラクターと想像力が膨らむ世界観に惹き込まれる。体験版のダウンロードはこちらから。

武蔵野美術大学×法政大学の『DEEP MIND』

武蔵野美術大学ゲーム制作サークル「ゲムつく」と法政大学の学生たちが開発中のゲーム『DEEP MIND』。いじめなどで心を閉ざした少女の心を少年が助けに行くというストーリーゲーム。画面タップのアクションで、ストーリーを分岐させることができる。

大腸癌を防ぐソーシャルゲーム『うんコレ』


消化器外科医らによる組織「日本うんこ学会」が大腸癌を未然に防ぐために作ったゲーム『うんコレ』。ソーシャルゲームで、「課金の代わりに排便の記録をする」ことで腸内細菌を擬人化した美少女キャラクターを手に入れることができる。

サークルOHBA堂の『魔砲少女のメイガスフィア』


OHBA堂によるハイクオリティな同人ゲーム『魔砲少女のメイガスフィア』。美少女が魔砲を手に、市街地を駆け回る。

舞台は冷戦時代!『Op1953』

Massaflux氏が開発中の『Op1953』は、冷戦下の1953年、ソビエト連邦による人類の宇宙への移住計画をシンプルなグラフィックで描く育成ゲーム。宇宙コロニーをドッキングさせたり、資源を確保したり…シブい世界観が魅力だ。

他にもたくさんの魅力的な #madewithunity なゲームたちと、出展者・来場者の熱気に触れることができたデジゲー博2018。来年はぜひ、出展or来場してみてはいかがだろうか?

デジゲー博2018

日時:2018年11月4日 11:00~16:00
開催場所:秋葉原UDX2階 イベントスペースAKIBA_SQUARE &4階 UDX GALLERY NEXT-1&3
公式WEB:http://digigame-expo.org/

齋藤 あきこ - 2018年12月5日