2018年12月9日(日)、東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催された「Pixel Art Park(ピクセルアートパーク)」。2015年から開催されている、日本最大級のドット絵の祭典だ。4回めの開催となる今年は、77組のクリエイター/企業が出展。ゲームやアプリ、イラスト、ハンドメイドアクセサリーやグッズ、音楽など、様々なドット絵作品に囲まれる至福の一日になった。それでは、「PixelArtPark」で見つけた #madewithunity なゲームたちをご紹介!
和尚こと、いたのくまんぼう氏の新作『TapTripTown -タビスルマチ』がお披露目。タップするたびに森に家が建ち、街をつくり、ニューヨークや東京のような大都市を作り上げていく都市開発ゲーム。こだわったのはタップのみの操作で完結するお手軽さ。
デザイン、UIが秀逸なのはもちろん、驚くべきは細部に渡る細やかな演出で、パラメータの中のメーターの針までもがいきいきと動いている。来年リリース予定とのことで、いまから完成が楽しみなゲームだ。下記ツイートからPVを見ることができる。
【新作ゲームPV公開】
昨日 #PixelArtPark で発表させて頂いた新作ゲーム「TapTripTown -タビスルマチ」
のPVです!
和尚渾身の新作ゲームをご覧ください!
今後の「タップ・トリップ・タウン」制作過程など続報をお楽しみに!#GameDev #IndieGameDev #madewithunity #indiedev #ゲーム制作
. pic.twitter.com/013BjA9w4G— いたのくまんぼう@Unity入門書発売中! (@Kumanbow) December 10, 2018
和尚さん。グッズも充実。
京都のゲーム開発チームSke6が現在開発中のゲーム『ことだまっち』。タップやスワイプで謎の生物“ことだまっち”に様々な言葉を与えて成長していく育てゲー。
コトダマを出すには部屋に出現するハートをタップしてコレクションすることが必要。出たコトダマを選択することによって、“ことだまっち”が成長していく。そのパターンは150種類以上。邪悪なコトダマを与え続けると「ヤンデレちゃん」に育ってしまったりする。その他、部屋を飾り付けるなどの楽しみ方も。(みかん箱などもあった)
グッズでは、「パリピクリアキー」が人気だったそう。『ことだまっち』は名前を変えるかもしれず?!リリースは2019年春を予定している。
yuta氏による、電話をすることで300万ものステージが自動生成されるアドベンチャーゲーム『Strange Telephone』。ゲームに登場する電話のキャラクター“グラハム”を展示!置いてあるグラハムのダイヤルをプッシュすることで、実際にステージが生成される仕掛けも。「Strange Telephone」は現在完全版を制作中とのこと。
RirCreateによる『太陽人間』が出展。太陽人間とは、ちょっとひねくれた神の子を育成するゲーム。タップやスワイプでオーブを収集し、イベントをこなすことでしていく。プレイヤーの選択によって、むすこの性格が分岐していくのが面白い。現在iOS、Androidで配信中。
イクシールが開発中の『とれとれニンジン』。生えてくるニンジンをタップで収穫するゲーム。会場では、金色のニンジンを取ったプレイヤーにグッズをプレゼントするサービスも。
ほか、うすく氏が開発中の『THE TRIP FOR OTHERS』ブースでは、うすく氏手作りの主人公・キルヒムのぬいぐるみが出展されていた。
その場で似顔絵を描いたり、音楽ライブがあったり、多彩な催しが開催されていた「Pixel Art Park」。ドット絵好き、ゲーム好きはぜひ来年訪れてみてほしい。
Pixel Art Park 5
「Pixel Art Park(ピクセルアートパーク)」は日本最大級のドット絵の祭典。毎回多くのクリエイター/企業がそれぞれのドット絵作品を展開しています! ゲームやアプリ、ボードゲーム、似顔絵、イラスト、ハンドメイドアクセサリーやグッズ、ピコピコな音楽、バルーンアートや彫刻に至るまで、何もかもがドット絵な1日をお届けします。レトロだけど新しい、デジタルだけどあったかい、かっこいいのにかわいい。そんなドット絵の新しい魅力をのぞいてみませんか? (公式サイトより)