監督、シナリオ、映像制作すべてを自身で手掛けるVR&3DCGアーティストの伊東ケイスケ氏。氏が監督したVRアニメーション『Beat』は、Haptics(触覚)技術を用いたデバイスを利用し、ユーザーの心臓の鼓動を、作品に登場するロボットのハートと連動させることにより、ロボットに命が吹き込まれ、物語が展開するというもの。2020年7月に開催された第77回ヴェネチア国際映画祭バーチャルリアリティ(VR)部門のコンペティション作品としてノミネートされるなど国際的に評価される作品となった。Unityで作品制作を始めた経緯、そして本作のプロダクションについて伊東さんに話を聞いた。