Unityを始めてみたいけど、きっかけがないな〜。そんな人の背中を押すのが、現在ネット上で月に1回ぐらいの割合で開催されているイベント「Unity 1週間ゲームジャム」。 京都のnaichiさんが2017年4月から開催しているイベントです。
参加資格はUnityで作ったゲームであれば特になし。ルールは月曜00時にお題が発表され、翌週の日曜20時までにお題に沿ったゲームを作ること。WebGLとして書き出し、ゲーム投稿サイトunityroomに投稿すると一斉公開されます。ハッシュタグは #unity1week 。WebGLなので、ブラウザだけで遊べるのもお手軽。まずは遊んでみるだけでも、ゲームの構想が浮かびそうです。
これまで、4月の「跳ねる」(75作品)、5月の「転がる」(154作品)、6月の「積む」(173作品)に続き、7月にはお題「夏」のもと108件のゲームが投稿されました。グラフィック・システムともに作り込まれたゲームもあれば、アイデア一発のゲーム、インパクト(しかない)ゲームなど、多種多様なゲームがアップされています。それでは7月の投稿作品をご紹介…
Unity 1週間ゲームジャムではゲームを作る楽しさを体験することが一番の目的なので、完成度は必ずしも要求されません。完成ならず、途中で終わってしまったゲームでも発表してOK。大事なのは、まず作ってみること。人の目に触れる機会を作ることで、フィードバックがあったり、反省点が見つかったりして、次なるステップに進む事ができるという懐の深いイベントです。
主催者のnaichiさんに始めたきっかけを聞いてみました。
Unity 1週間ゲームジャムをはじめた理由は?
naichi
自分も趣味でゲームを作っているので、たまにゲームジャムイベントに参加したりするんですが、非常に楽しくて、しかも信じられないほどの経験値を積めるんですよね。それをもっと気軽に、オンラインで行えたら楽しいんじゃないかと思って始めました。そもそもunityroomは特にゲーム開発初心者の方々を応援したくて作ったサイトなのですが、1週間ゲームジャムもできるだけ敷居を下げて誰でも楽しめることを念頭に置いています。個人で作ったゲームって小規模でもアイデアが光っていたりしてとても楽しいんですよね。単純に自分が、そういうゲームをいっぱい遊んでみたかったっていうのもあります。
実際にゲームジャムを運営してみていかがですか?
naichi
想像以上に多くの方に参加いただけてとても驚いています。さらには感想ブログやスマホアプリ化、プレイ実況の放送などを行っている方もいて、このイベントが「きっかけ」として役立てているようで嬉しく思っています。
次回参加される方へのメッセージがあれば!
naichi
ゲーム作りを楽しみましょうー! 皆さんの参加をお待ちしています。
8月の「Unity 1週間ゲームジャム」はただいま開催中! 締切は今週日曜日。テーマは「フロー」です! 参加される方はもちろん、プレイ専門の方も、Unity 1週間ゲームジャムのページから過去作品をプレイできるので、是非覗いてみてはいかがでしょうか。